処理工程図

し尿処理工程図

 

 

し尿や浄化槽汚泥・下水汚泥の主な成分は、アンモニアなどの窒素化合物とBOD(有機物)。
本施設ではこれらを分解・除去するために、微生物と有機平膜(液中膜)を利用しています。
深層反応槽では、硝化菌と脱窒素菌が連携して、汚れの成分を効率よく分解。
生物処理された混合液を、膜処理槽の有機平膜が処理水と汚泥(主には繁殖した微生物)に分解します。

 

水深10mの深層反応槽
循環する液体の下降速度が気泡の上昇速度よりも速いとき、空気は2~3mmの微細気泡となって水流に巻き込まれ、 水深が深くになるにつれて酸素が高効率で液中に溶け込みます。この優れた酸素吸収効率にサポートされて、硝化菌と脱窒素菌が活躍します。

 

膜面の孔は1mmの1万分の4
有機平膜(液中膜)の膜面にある小さな孔(1mmの1万分の4)を通過できるのは、水の分子と溶解性の塩類だけ。 汚泥などの成分は合理的に分解できます。また、膜面は散気装置から上昇気流によって洗浄され、高い処理能力をつねに維持できます。
なお、膜分離装置は、高度処理工程の凝集膜分離処理にも採用されています。

 

最新NEWS(5件)

2025年8月19日

令和6年度 職員の給与の男女の差異の情報公表

2025年7月16日

令和8年度入札参加資格審査の周知について

2024年6月21日

令和7・8年度分入札参加資格審査について

2024年6月10日

令和5年度 職員給与の男女の差異 情報公表

2024年2月15日

令和5年 第1回 峡南衛生組合議会臨時会(12月)

記事一覧を見る

カテゴリー

月別検索

2025年9月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

PDFファイルの参照には ADOBE READER (無料)が必要です。
上のバナーから ADOBE READERのダウンロードサイトへアクセスし、お使いのOS環境に最適なバージョンの ADOBE READER をダウンロードして下さい。